空と海とキミとボクと優しい風

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【海へ続く小道】
 
いつの間にそんなに大きくなったのでしょう?
自転車を自在に操って、お先に〜って追い越して行く
遠く小さくなっていく背中を見て、なんだか嬉しいような悔しいような。
 
だって、ちょっと前までは
ボクの目の届くところで
ボクの手の届くところで
遊んでたじゃないか。
 
こうやってどんどん離れて行ってキミはキミの世界を構築していくんだね。
 
それでも、離れすぎた時はキミは慌てて戻ってきてくれるんだ。
優しいね。
 
 
ちょっと自転車をそこにおいて海に降りてみようか。
 
キミはいつまでボクと一緒にこうやって歩いてくれるのかな?